定期借地権の一種である「建物譲渡特約付借地権」(借地借家法第23条)を応用して、耐久性のある「スケルトン住宅」を建てる住宅供給方式。はじめの30年間は借地の持ち家に住み、31年目以降は「家賃相殺契約」によって、建物を地主に売却してその売却代金を活かして安い家賃で継続して住み続けることができる。よって入居者にとっては低価格で良質な住宅を購入できるメリットが生まれる。建設省建築研究所が中心となり1996年に開発され、この方式の住宅の第1号が茨城県つくば市で誕生したことから「つくば方式」ともいわれている。スケルトン定借普及センター登録商標。
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