同一地域において、オフィスより住宅の賃貸料のほうが高くなる逆転現象(通常は同一地域であればオフィス賃料>住宅賃料である)。原因としては、オフィスビルの供給過剰による賃貸料の低下や、地価下落によって都心居住が現実的になり、都心回帰の傾向が高まったことなどがあげられる。建物としての物理的寿命を残しながらもレントギャップによって収益改善が困難である場合に、オフィスビルの住宅へのコンバージョンは有効な対策のひとつである。