マンション・アパートなどの共同住宅や連続住宅の各住戸間を区切る壁。戸境壁とも言う。建築基準法上、これらの壁は、遮音上問題となるすきまのない構造にすると共に、耐火構造か準耐火構造または防火構造で作り、小屋裏または天井裏にそれらが達するように設けるよう規定されている。通常は鉄筋コンクリート製。超高層マンションの場合、建物全体の荷重を軽減するため特殊な素材の乾式壁を採用しているが、遮音性がやや落ちる。