FORUM No.05(2007.1.25)
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角田誠 |
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SESSION03 200年住宅の限界 松村秀一──今日の話はやはり難しい問題です。リユースやリサイクルをやる理由は漠然とした不安ではないかと思います。例えば、廃棄物処理場がなくなってきているといっても残余年数は上がってきています。「ゴミ処理場はあと何年で一杯になります」「石油は何十年後になくなります」「二酸化炭素をこのまま出し続けたら気温はどんどん上がります」と言われ続け、日夜そういう情報に接していると、みな漠然と不安になってきます。環境教育も徹底してきています。だから誰もが明確にわかる目的で動いているわけではなくて、漠然とした不安をお互いに持つなかで、ある方向性が出ているのだと思います。そこに「もったいない精神」も加わって、もう少しわかりやすくしようというニュアンスで進んでいる。
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