施工プロセス/PROCESS | ||
■既存躯体に負担をかけないように新規躯体をつくった。1階は鉄筋コンクリート造で、これは施設内で発生する木・金工作業の騒音が近隣の住宅地に漏れないようにするためである。また、既存躯体のサッシを二重にすることで遮音性を高めている。2階は鉄骨造となっている。作業室からの排気設備が多いため、既存躯体と新設躯体の隙間の空間はダクトスペースとして有効に利用している。 工事は体育館入口からすべての資材と重機を運び込むかたちで行なわれ、空き瓶の中に船の模型を作るようであることから「ボトルシップ工法」と名付けられた。なお、体育館も工房も「学校」にあたるため、法規上の用途変更にはならない。 |
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1階平面図(リノベーション後) 【拡大】 |
2階平面図(リノベーション後) 【拡大】 |
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左上:PC杭打設工事 右上:2階鉄骨工事 左下:既存躯体と新設躯体の隙間を利用した配管スペース 右下:断面詳細図【拡大】 |